環境への取り組み ecology
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環境を守る
豊かな環境を守る
海を含む全ての自然環境は漁業者にとって生産の場であり、生活の場でもあります。自然環境を健全に保つことは漁業の存続にも関わる大切な取り組みです。
漁場クリーンアップ作戦
毎年7月の「海の日」を前後して漁業関係者を中心に、漁場・海岸清掃を実施しています。
海は多面的位置づけをもったものですが、漁業者にとっては大切な生産の場、生活の場であることから漁業者自らが率先して綺麗にしていこうと取り組んでいます。
お願い
ポリ袋等を魚が飲み込むと窒息して死んでしまうので、ゴミを海や川に捨てないでください!
森と海をつなぐ植樹のつどい
豊かな海には、森から川を通じて流れ込む栄養分が欠かせません。岡山県では平成16 年から漁業関係者による森づくりが始まりました。植樹だけでなく下草刈も行うことで豊かな海を守っていこうと地道に取り組んでいます。
天然石けん使用推進
合成洗剤は分解に時間がかかり、海の環境にも影響を及ぼします。環境にやさしい「わかしお石けん」の使用を推進することで、きれいな海の保全に努めています。
海ごみの持ち帰り運動
県内の漁業者は、日常の漁業操業において、漁網に入ったビニール袋や空き缶などの海にあるごみを港に持ち帰り、海をきれいにする取り組みを実施しています。港には、漁業者が持ち帰った海ごみを一時保管する海底ごみステーションを漁協が設置して、海ごみの持ち帰り活動を支えています。
資源を増やす
豊かな水産資源を守る
豊かな水産資源を持続可能な形で利用するために、漁業者は「獲りすぎない」ためのルールを設け、海の恵みを守っていこうと取り組んでいます。
資源管理型漁業
漁業者は網の目の大きさを制限したり再放流するサイズを決めることで、小さな魚の保護に努めています。
また、休漁する期間・場所を決めるなどの厳しいルールを設け、資源を守る為に取り組んでいます。
アマモ場再生活動
アマモは魚の産卵場や稚魚の生息場となるイネに似た海草です。アマモが沢山生えている場所は、アマモ場と呼ばれ、漁業者は大切にしています。かつて、岡山県内には4,000haを超えるアマモ場がありましたが、環境の悪化によって一時600ha以下に減少してしまいました。そこで、昭和60年から県内の漁業者は、アマモ場を増やすためアマモの種をまくなどの再生活動を行っています。
海難を防ぐ
漁業者の命を守る
漁業者が行う海上での作業は常に危険が伴います。
ここでは海難事故を防ぐための取り組みをご紹介します。
ライフジャケット着用推進活動
ライフジャケットの着用率向上には「妻や母、娘からの訴えかけが一番!」という思いから、岡山県女性連が岡山県水難救済会より委嘱を受け、「おかやまライフガードレディース」として日々ライフジャケット着用の普及・推進活動に取り組んでいます。